スタッフブログ2024.12.15
シャッターって必要?
4人家族のコンパクトハウス専門店!
シャレオハウス 店長の平山です。
シャッターや雨戸はあった方が良い?無くても良い?という疑問に対してお話したいと思います。
シャッター等を付ける理由としてあげられるのが
1.台風のときにシャッターや雨戸を閉めた方が安心そうだから
2.シャッターや雨戸があった方が防犯面も安心そうだから
3.雨戸やシャッターがあった方が冬の寒さが軽減しそうだから
と言うのがあります。
1.台風のときにシャッターや雨戸を閉めた方が安心?
実は、台風のときにシャッターや雨戸はほぼ無意味です。
台風時の役目は2つあり、1つ目は直接的な雨の吹き込みを防止すること、
2つ目は直接的な飛来物の直撃から窓ガラスを守ることです。
1つ目の直接的な雨の吹込みについてですが、最近の窓サッシは水密性が高いです。
そのため、昔のサッシのように横殴りの強風の雨のときに雨が吹き込んでくる心配はほぼなく、
強風時の雨でも水が吹き込んでくる心配はほぼありません。
2つ目の直接的な飛来物の直撃から窓ガラスを守る性能についてですが、
こちらもシャッターや雨戸がある事によってほぼ差はありません。
雨戸やシャッターは頑丈そうに見えても薄い金属が1枚でできているだけですので、
台風のときの飛来物の直撃には耐えられません。
※実際に台風の時にシャッターに直撃して窓ガラスごと割れてしまった事例があります。
2.シャッターや雨戸があった方が防犯面も安心そう?
シャッターや雨戸が持っている防犯面についてですが、
確かに普通の窓に比べて防犯面は高いです。
ただし、シャッターが閉まっている状態は、泥棒から見ると留守の可能性が高いと判断されるため、
標的にされやすいというデータもあります。
窓の防犯性能を高めるのならばシャッターよりも防犯ガラスのほうが圧倒的に効果が高いです。
3.雨戸やシャッターがあった方が冬の寒さが軽減しそう?
「シャッターや雨戸は冬場の窓からの冷え込み防止になる」
少し古い家はそんな理由もあって雨戸などを設置されていることも多いです。
たしかに雨戸があると直接外気に持っていかれる熱も少なくなります。
20年以上昔の1枚ガラスの窓の場合は冷え込み対策としても有効でした。
しかし最近はペアガラスの窓や、素材も樹脂を使った断熱性の高いものが主流になり、
窓全体の断熱性能が飛躍的に高くなっています。
そのため、断熱性を期待してシャッターや雨戸を設置することのメリットが
以前と比べてかなり少なくなっています。
上記のことからシャッターを付けない家も増えてきています。
それに、シャッターを付けない分、家の価格は抑えることが出来ます。
しかし、お仕事柄夜勤があり日中寝ることが多い人は、
寝室にシャッターを付けることで日中の日差しを遮ることが出来るため
シャッターを採用する人も多いです。
何のためにシャッターが欲しいのか考えて付ける付けないを検討しましょう。
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家づくりコンシェルジュ 平山 奨悟